吉村 正 会長就任挨拶


 多摩社会人庭球連盟設立50周年節目の時、第四代目の会長を引き受けることになりました。
この歴史ある多摩地域最大のテニス組織多摩社会人庭球連盟は今から50年前(1965年・昭和40年)、多摩平クラブが日頃親しくしておりました日野の当時小西六フイルム(コニカミノルタ)、国立の鉄道技術研究所、国分寺の日立中央研究所、多摩平クラブの四団体で新しく組織を作ろうということでスタートしました。私自身は設立の次の年の昭和41年度から団体戦に参加させて頂きました。
 昭和45年に初代故前田会長から故下村会長に引き継がれ、平成12年までの35年の間に150団体、200チーム、メンバー7,000人近くに発展しました。平成12年より石井会長に引き継がれ15年間で208団体、256チーム、約9,000名近いメンバーになりつつあり、現在に至っております。

 この歴史ある連盟の偉大さを顧みるとその責任の重大さに身の引き締まる思いです。
多摩社会人庭球連盟がここまでに発展してきた最大の要因は 
 
①組織が、完全にボランティアリズムによって支えられてきたこと。 
 ②つねに、門戸を開放し来るものは拒まずという姿勢で臨んだこと。 
 ③参加団体中、各企業チーム及びその母体であるその企業から強力なバックアップが得られたこと。 
 ④登録会員の一人一人が、心から組織の中で(一人でも多くの人と、少しでも自分より上手な人と)一緒にテニスを楽しみたいと云う熱意を持ち続けていること。 そして
 ⑤この組織は面白い(この連盟は本当にテニスを愛する人達が沢山いる)という、
みんなの気持ちが、多くの人の口から口へと伝えられ、それを連盟役員の献身と加入団体のご支援によって維持されてきたものと確信しております。そして今後もこの精神を継承しながら多摩社会人庭球連盟、およびテニスの発展につなげていこうと思っております。

皆様のご協力をお願い致します。

 

平成27年3月


 

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